2014年10月26日日曜日

小学5年生が集まってエッチな動画をみていたら?


帰宅したら、小学校5年生がたくさん集まって
パソコンの前に。なんだか慌てて消していたけれど、

履歴をみたら、エッチな動画が・・・。


こんな時怒っていいのでしょうか?
そのままにしておいていいでしょうか?


みなさんならどうしますか?


今日は名寄でからだの科学伝えてきました!

ご自身が広く性教育、命の教育に携わっておられる
助産師・看護師の吉田さん。

名寄でとってもエネルギッシュな会
子育て親育ての会を主宰されています。

北海道新聞の子育てワンポントを読んでくださっていて、
子育て講演会にぜひ!とお声がけいただきました。

性の健康教育は大切なことって思っておられる方は
たくさんおられます。でも後回しになったり、気後れしたり。

だからこそ場をつないでくださる吉田さんと
子育て親育ての会のみなさんに心から感謝です。

保育士、養護教諭、保健師、看護師、市の子育て課の方
(今日はバタバタとしたスケジュールにてお名前をうかがいきれなくて・・・)

たくさんの方が関わってくださった厚い熱い会で
お伝えさせていただく緊張感も柄にもなくありながら、
お話させていただきました。

掲題の質問ですが、
みなさんはどう考えますか?

子育てに100%はない。いつも瞬間が現場で事例。
怒っちゃうということもあるでしょう。

怒っちゃいけない訳じゃない。

怒るのか叱るのか、伝え方もあるし。
そして、常に怒るのは、得策でもないと考えます。

禁止や脅しは場所を変えたり
アンダーグランド、見えなくなったり
架空請求がきても、相談できなくなったり。

子どもがどんな情報にアクセスしているかわからなくなるし。

そして、興味があるときこそ!伝えるチャンス!だから。
「キタキタキター!」とリラックスして深呼吸(^_-)-☆

↑これは、脳科学に基づいたピーチハウスオリジナルの方法!
(う~ん若干誇大広告か。)
詳しく知りたい方はからだの科学へ!


今日は講座の中で

「暴力と犯罪が描かれている動画、もし、あなたが同じ目にあったら嬉しい?
もし私が同じ目にあったら?私はいやだよ。これはお金儲けの残念な情報だよ。
観るだけでも犯罪に協力しているのと同じなんだよ。考えてくれると嬉しい」


こんな切り口も一つでしょうとお伝えしました。

ここからは講座の中でふれなかったこと。

「なぜ怒るのか?」自分の気持ちを交通整理してみるのも
方法です。すぐに反応せず、時間も稼げますね。

えええ?エッチなのみてたら小学生はやいでしょ!怒るでしょ!
そうですか?

じゃあ3歳の子供がみていたら?
中学生がみていたら?高校生、大学生が集まってみていたら?

集まっているのが女子だったら?男子だったら?

じゃあ、ルノワール裸婦を鑑賞していたら?
ダビデ像を鑑賞していたら?

わが子が一人でみていたら?



性の健康教育の本はたくさん出版されています。
ピーチハウスイチオシはメグ・ヒックリングさんの著書。

こんなときにはまず、お読みください^^
ヒントが満載です。

うちの子関係ないわ。というみなさん。

そんなことはありません。
ネット社会になり、いまは様々な敷居が低くなっています。


迷う時思い出してください。

子どもたちの命を守る情報が性の健康教育。


商業的性情報は 性処理用、性欲を満たすもの
というイメージがありますが、
描かれているものは、暴力と犯罪の情報が圧倒的多数。

何を子どもたちに手渡していきましょう。

わたしは命を守る情報を増やしたいと思っています。

裸婦像や裸体像かざりまくるってのもいいかも?
美術全集買ってこようか?
早速息子、娘にきいてみたら・・・・

冷たい視線がかえってきました・・・・・・

「阿呆な案をよく次から次へと考えるね。」
「だいたいブロンズ像なんてどこに飾る?」


「からだの科学館」ってのも^^;


写真は、今回の講座をつないでくれた記事の一つ。
つながりが機会を作ってくれることに感謝です。