2013年7月29日月曜日

自分も相手も大切にすること 高校での誕生学

7月にお伺いして、性教育の一環で、誕生学と性感染症について
大谷高校の2年生にお伝えしてきました。

その時の感想が届き、週末に約300通じっくりと読んでいました。

「普段はきけない話だった。きけてよかった。」
「いのちの大切さについて考えさせられた」という感想をたくさんいただきました。

そして、偶然に保護者の方からも

「子どもがとても良い話だったと喜んでいました。ありがとうございます」
とご連絡を頂き、家庭に持ち帰って話している様子を心から嬉しく感じていました。

感想で目立ったのは、
「将来子どもを産むことが楽しみになりました。いっぱい抱っこしてあげます」
うれしい感想です。いっぱい、いっぱい抱っこしてあげてください。

それから、「エイズ、性感染症から自分・相手を守るために大切な事は何だと思いますか?」という問いに、
たくさんの男子、女子が
「自分を大切にすること。そして相手を大切にすること、尊重すること。思いやること。」
こんなふうに、書いてくれたこと!

今回は養護教諭の先生と打ち合わせでも
ぜひ伝えたいことのトップに挙がっていた内容でした。

知識は必要と感じたら
自分で勉強することもできます。
でも、相手の気持ちを尊重することは、なかなか得られない情報だと思います。

これはピーチハウスで作成したリーフレットを
使いました!リーフレットの質問に答えることで
自然と気づく効果を感じています。

まずは、気づきが大切。
たくさんの情報に惑わされず、しっかりと自分も相手も尊重できる
関係を築いていってください。

そして、たくさんの女子から「いやだ、NO!って言ってもいい
意志を持つこと」こんな感想がありました。
そうなんだよ。性にも自己決定権があるんだよ。

たくさんのメッセージを受け取ってくださってありがとう。
そして、出産シーンは苦手だった等の感想をくれたみなさんもありがとう!

生徒さんは大変だと思います。
いやだな~と思ってもそこにとどまらなきゃならないから。

どうぞ、みなさんが吐き出したい気持ちがあったら養護の先生に、
信頼できる人に吐き出してください。

一人ひとりが感じることはひとつひとつ大切な気持ちです。
どんな感情でも大切にしていってください。

瀬戸先生丁寧にありがとうございました。

さあ、今週は親子誕生学を南区のみなさんにお伝えします。
夏休みの良いひと時となりますように。