2011年12月27日火曜日

天動説の絵本



天動説の絵本
天が動いていた頃の話

大好きな絵本MYリストのベスト5
に入る絵本です。

中世暗黒時代のお話。

魔女に悪魔、錬金術、占星術 こんなことが色濃い時代です。

ブルーノは地動説を非難され、火あぶりにされ、
ガリレオは裁判で自説を曲げなければなりませんでした。

今の世、幼児でも地球は丸く、地面が回ることはなんとなく知っているでしょう。

これが、非常識だった時代があるのです。

この本を読んで涙があふれる自分って・・・。
なんだか恥ずかしい気がします。

ブルーノーやガリレオの無念、悔しさ、
そして、学べることの感謝。

やっぱり泣けます!

自分の常識で,他人をジャッジしない。
自分もジャッジしない。

常に心しておきたいと考えています。

2011年12月22日木曜日

タイトル選定勝ち、かな? 高視聴率の「家政婦のミタ」

ドラマの「家政婦のミタ」が関東で視聴率40%超えという話題にびっくりした。
脚本がすごいという人が多いけれど、歴史に残るほどの内容かな〜?、というのが私の正直な感想だ。
内容について「そんなに」とそっけなく返答した高校生の息子に、何となく健全さを感じて安堵しちゃた。

多分、タイトルでまず「何かな?」と惹き付けたことが大きいよね。
「家政婦は見た」シリーズの何かのパロディー?なんて思って、興味本位に視聴したのは私たち家族だけじゃないはず。
それが、見たら人の心理の奥深い所を突く内容で、「意外!」という感じで引き込まれたのかな。

「家政婦は見た」シリーズがあっての、「家政婦のミタ」さんでしょう。

ちなみに、私たち家族はミタが妙に評判になりはじめた頃から、視聴から遠ざかりました。

同じ脚本家の「女王の教室」は、怖くて怖くて、見きれませんでした。
大都会に住んでいる人って、よほど毒が好きなのかな。

2011年12月18日日曜日

「生花」から受け取るメッセージ







沖縄の那覇空港にあった生花のクリスマスツリー。
ランとポインセチアの鉢植えになっている。
長持ちするだろうな。

12月は修学旅行生が多く、那覇空港の離発着ロビーはごった返していた。

生花か造花かは、その施設の将来を占う、と私は見ている。
2000年(?)に、小樽築港に当時「日本1規模」としてオープンしたモール(大型商業施設)で、その見方は確信に変わった。
オープン時にちょうど私の姉たちが北海道に来ていて、「是非見てみたい」というので列車で訪れた。
人があふれていたし、施設は豪華で広かった。
だけど、何かが違う。
華やかさはあるけれど、熱気というか、エネルギーが感じられない。

見回してみると、通路にどんと置かれている寄せ植えや鉢植えが、施設全体の花木が、すべて造花だった。

その後、かなり短期間で施設は消えていった。

生花は維持費がかかる。
この生花に投資できるか、できないか。
それは、それだけの財政的なゆとりがあるか、ないか、というメッセージも含んでいる。

生花はそれだけではすぐに集客に結びつかない。
この生花に投資できるか、できないか。
それは、投資する側に、それだけの心のゆとりがあるか、ないか、というメッセージを含んでいる。

生きている花には、エネルギーがある。
放出されるエネルギーを享受するには、受け取る側にもエネルギーがいることなんだろう。

2011年12月7日水曜日

真の文明は

もんじゅの反対行動に参加した人からの報告が、MLで届いた。
その最後に記述されていた田中正造氏とキング牧師の言葉を以下にコピペします。

やっぱり、自分の心にも人にも誠実でありたい。
だから、考え続けて、行動し続けよう、わたし。

「真の文明は
山を荒らさず
海を荒らさず
村を荒らさず
人を殺さざるべし」
(田中正造)


「社会が激動している今この時
歴史に残る最大の悲劇は
「悪しき人々」の過激な言葉や暴力ではなく
「善良な人々」の沈黙と無関心である
我々の世代が後世に恥ずべきは
「暗闇の子」の言動ではなく
「光の子」が抱く恐怖と無関心である」 
(M.L.キング牧師)