2009年9月12日土曜日

教育への不当な介入


すでにご存知かもしれませんが、11日の北海道
新聞28面に、『道教委「社説1紙だけは問題」』
という記事が掲載されましたが、この件について
北大教授でこどけん共同代表の姉崎さんが「介
入すべきではない」と、コメントを出しています。

以下はピースネットメールに流れた文章です。
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道立高校公民科の授業で、選挙に関わり「北海道
新聞」の選挙記事で各党のマニフェストを比較整
理したものがあり、それを授業で検討させたとい
う授業に、自民党道議がかみついたことを発端と
しています。
授業で「北海道新聞」一紙しか使わないのは公正
ではないということでしょう。読売や産経も扱え、
ということでしょう。こんなことがまかり通れば、
小中高校すべての教員が現代の課題について扱う
授業をするのに、圧力を意識するようになるでし
ょう。
これで指導、評価が行われるとすれば、教育は死
にます。
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具体的に道教委がどんな調査をしたかなどもわかっ
ていますが、これは教育への不当な介入です。

社会科(公民)の授業で、道新の社説を使う。ただ
それだけでこの教員が処分されるかもしれないとい
う話も伝わって来ています。