2009年7月30日木曜日

アイデンティティー



アイヌは一括りにできない。

地域ごとに、独特のアイヌ紋様があり、言葉も違う。

それが一括りにされ、そして体制から、文化的・社会的・経済的に「深刻な打撃」を与えられた。

「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」報告書のニュースが続いている。

時は戻ってはこない。
年上のアイヌの友人が語ってくれた彼の幼い頃の日常も、もう消えてしまっている。
取り戻せない、という事実は本当に悲しい。

有識者懇談会が出した政策提言に、現在の体制は具体的にどう対応するのだろう。