2009年7月8日水曜日

1分間トレーニング

ピーチハウスのワークショップでは、ペアになりお互いに相手の話を、
ただただ聞きあうという時間をとります。

意見交換でもなく、批判もなく、とにかくひたすら
1分~2分間一人が話し続け、もう一人は聞くという時間です。

この時間を体験する度に感じること。
私はいつも相手に何か言われると身構えて話しているということ。
そして、いかに、1分が長く、この1分でさえわが子の話を
聞いているのだろうかということ。
また、聞いているときも自分の考えをまとめていたり、
批判していたり、耳を傾けるということを日常的に
していないということ。

毎日は私には無理です。耳を傾けるということは。
でも、このワークの時間を重ねるようになって、
子どもが真剣し話しているときは、「1分聞いてみよう」
とタイマーをかけてみたりします。
もちろん時間は5分でも10分でもいいのでしょう。

でも、1分ジックリ子どもの話を聞くという時間は、
子どもにはもちろん、自分自身にも子どもを批判せず、
耳を傾けられたという安堵にもなることを発見。

というわけで、我が家のいたずら坊主は、パソコンに向かう
母に、タイマーをもって、時々、脅迫しにきます。
「10分」安易な母は「1分にオマケして~」などど、言いながら、
手を休めることになります。

さて、今までは、ワークショップの報告をブログの記事にしてきましたが、
今月から、ワークショップの実施内容についての記事掲載控えることします。
ピーチハウスのワークショップのモットー「守秘」「尊重」を
私達も慎重に守らなければと話し合ったからです。