2008年5月26日月曜日

ヒットラーのむすめ

今日の札幌は雨です。

雨だと不思議と生活がスローペースになります。ボーっとしながら雨音を聞いているとふと雨の音が聞こえる本の題名が頭に浮かんできました。

『ヒットラーのむすめ』

「みんな知らないけれど、ヒットラーにはむすめがいたのよ…」 もし自分がヒットラーの子供だったら、戦争を止められただろうか? 子供達が戦争や親子関係について悩む姿を描く衝撃の物語。オーストラリア児童文学賞受賞作。とamazonのデーターベースに紹介されている児童書です。

雨がふりつづいていたある日、スクールバスを待つ間に、オーストラリアの少女アンナがはじめた「お話ゲーム」は、「ヒットラーのむすめ」の話なのです。

戦争について、ヒットラーについて、親子関係について、色々と考えさせられる内容ですが、とにかく、私にはこの本を読んでいる間中、「ザーッ」という雨音が聞こえてくるのが不思議です。